仮想通貨スーパービットコインの特徴!将来性や値上がり期待値などをまとめた

仮想通貨スーパービットコインの特徴!将来性や値上がり期待値などをまとめた

ビットコインは日々ハードフォークの対象となっており、矢継ぎ早にビットコインの名を冠した仮想通貨が誕生しています。スーパービットコインもその一つで、他の仮想通貨の長所を取り込んだ新時代のビットコインとして誕生しました。

スーパービットコインの誕生

スーパービットコインは2017年12月にビットコインからブロック488888を分岐としてハードフォークしました。

スーパービットコインの誕生には中国系の投資家やマイナーが関係しており、アジア勢が主導したハードフォークと言えます。キャッシュレスの進む中国では仮想通貨の取扱いは政府が慎重に行っており、マイニングの制限や取引所の閉鎖と言ったことが実際に起こっています。投資意欲の高い中国において、実は仮想通貨は取扱いの難しい存在です。

その中国から生まれたスーパービットコインは、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドなど他の兄弟に並んでポストビットコインの注目株と言うことが出来るでしょう。

スーパービットコインの特徴

スーパービットコインは他の仮想通貨の長所をビットコインに付け加えた物です。例えばイーサリアムのスマートコントラクト機能や、Zcashなど暗号通貨の機能であるゼロ知識証明などが実装されています。

ブロックチェーンに独自機能を搭載するスマートコントラクトは2018年以降の仮想通貨とそれに付随するアプリケーションの開発において大きな意味を持っていますし、強いプライバシー保護性を持つゼロ知識証明は根強い需要が有ります。

ゼロ知識証明では、パスワードそのものは相手に知らせずに正しいパスワードを持っていることを証明するという手品の様な技術です。
ビットコインでは取引の有無やアドレス、送金額を外部から確認することが可能で、そのためプライバシーを重視する人に避けられる傾向に有ります。特にダークウェブと呼ばれる場の取引ではビットコインよりもモネロやZcashといったプライバシー保護に長けた仮想通貨が好まれる傾向に有りました。
スーパービットコインにおいては取引情報をある程度匿名にしておくことが可能なので、資金の流れを隠しておきたい人にはビットコインよりも適しています。

またビットコインの弱点であったブロックサイズもスーパービットコインでは8MBに拡大され、取引の処理能力を向上させました。正直ビットコインの送金の処理速度はかなり限界に差し迫っており、迅速な送金手段とは言えなくなってきています。しかしブロックサイズを高めることでスーパービットコインでは一定の解決となるかもしれません。

こういった感じでビットコインの基本性能を向上させたものがスーパービットコインの特徴です。

スーパービットコインの格付け

スーパービットコインはWeissRating上の格付けをまだ得ていません。というよりWeissRatingはこれらビットコインからハードフォークした仮想通貨に対して、かなり慎重に対応しなければいけないと警告しています。

ビットコインから派生した仮想通貨は既にビットコインキャッシュビットコインゴールドビットコインダイヤモンド、ビットコインプライム、ビットコインゴッド等々、次々と誕生しています。ちなみにビットコインプラチナは詐欺であることが判明しトラブルになりました。

これらビットコインから派生した通貨は開発者や詳細が分からず名前だけ先行することが多く、詐欺の疑いも否定できません。

それらを考慮するといくらビットコインからスペックアップしているとはいえ、これら仮想通貨はある程度警戒しておくに越したことは無いでしょう。