仮想通貨オーガーの特徴!将来性や値上がり期待値などをまとめた

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今回はブロックチェーンを用いて公正なギャンブルを提供しようという目的で開発されたオーガーの紹介です。スマートコントラクトを利用した仮想通貨の一つの形として注目されています。

オーガーの誕生

オーガーは2016年3月に公開された仮想通貨です。通貨単位は評判を意味するReputation=REPを採用しています。

2018年現在、オーガーは15名のエンジニアで開発が進められており、自身のコンセプトに沿ってより公正なギャンブル環境を提供するほか、システムの親和性の高い保険分野にも進出しています。

オーガーの発行上限

オーガーの発行上限は1100万枚に設定されており、既に全量が発行済みです。つまり今後オーガーを手に入れるには市場に流通している分を購入するかコミュニティから報酬を得るしか有りません。
そう考えると2018年現在、既に希少価値の有る存在と言えます。

オーガーの特徴

オーガーは占い師という意味で、未来予測を目的としたプロジェクトです。他の仮想通貨は取引手数料を削減したり、国際的なスピード決済を目的としているのに比べ、オーガーはかなり独特なコンセプトで設計されています。

オーガーではイーサリアムのスマートコントラクトを利用し、予測対象のイベントに対してコミュニティの参加者が結果を予測し、その予測が正しければ報酬が分配される仕組みになっています。

いわばギャンブル的な楽しみ方の出来る仮想通貨です。しかも国営の賭博場の様な運営者が存在せず、ユーザーが主体となって管理する非中央集権的な枠組みを採用しています。これにより運営者側が有利にゲームを展開することが無く、公正なギャンブル性を提供しています(中央集権的な海外のカジノでは大当たりすると運営者により賞金が没収されることも・・・

イベントの結果はレポーターによって都度検証が為される仕組みです。このレポーターという役割にも報酬が貰えるので、より正確な検証を報告する仕組みを取っています。

ただし賭博性の有るオーガーは日本の法律的に非常にグレーな存在で金融庁の方針導次第では日本では普及しないかも知れません。オーガーは以前はCoincheckで取扱いが有りましたが、モネロやダッシュなどと合わせて取引が廃止されました。ギャンブル性の高さから、マネーロンダリングに悪用されがちな匿名通貨とは違う意味で国からはあまり好まれない仮想通貨です。

オーガーの格付け

仮想通貨はアメリカのWeissRatingによって格付けが行われていますが、オーガーは現在格付けがなされていません。

ギャンブル的な要素が有り、今後の展開次第では人気が出そうですが、よりオンラインカジノ的な実績を積まないと難しいかも知れませんね

また他に明確なライバルとなるような仮想通貨が無く、その点もオーガーを評価しづらくしているように思えます。