仮想通貨ビットコイン(BTC)の特徴!将来性や値上がり期待値などをまとめた

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知名度、取引高など名実ともに世界1位の仮想通貨、ビットコイン。一般の人にも名前が知られている非常にメジャーな銘柄です。決済手段としての普及など、今後の発展が一番期待出来る銘柄でも有ります。

謎の人物、サトシナカモトが作った

ビットコインはサトシ・ナカモトという人が投稿した論文に基づき開発され、2009年に実際の運用がスタートしました。このサトシ・ナカモト氏に関しては諸説有り、名前の通り日本人であるという説、日本名を使った中国人説などが存在します。しかし未だにこのサトシ・ナカモト氏がどんな人物なのか、というのはわかっていません。リップルなどと違い開発者が謎に包まれているのもビットコインの特徴です。

発行上限は2100万BTC

ビットコインはマイニングという行為を通じて市場に流通します。しかし無限に発行される物では無く、その量には発行上限が決められています。ビットコインの場合は2100万BTCで上限に達します。この点、上限を設けていないイーサリアムなどとの明確な違いですね。また2018年現在、既に80%が発行されました。予測では2030年代にビットコインの発行上限を迎えると言われています。

発行数に限りが有る以上、将来的にはその仮想通貨の希少性が上がり、需要次第では値段が上がっていくことになります。ビットコインの場合、この需要という点では他のどの仮想通貨よりも優れているので、自然と値段が上がりやすい環境に有ると言えます。

ビットコインの特徴

ビットコインはP2P技術で運用される仮想通貨で、管理する特定の会社などを持っていません。そのため匿名性が高く、ユーザーの個人情報は保護されています。
またビットコインはユーザー間の直接送金が可能で送金手数料が非常に安く、特に海外へ銀行振込する様なケースではBTCで支払った方が手数料を節約することが出来ます。決済までの時間が短く、取引の正当性もブロックチェーンで保障されるため、次世代の決済手段として注目されています。

ブロックチェーンとは、全ての取引台帳がつながったシステムのことで、一つの取引記録を改ざんするにはそれと連なった記録を全て書き換える必要が迫られるため、事実上改ざんが不可能になっています。またブロックチェーンには最も長く連なったチェーンを正規のチェーンと認識する機能が有り、簡単に枝分かれさせたりすることは出来ません。

ビットコインは開発初期から既にブロックチェーンの欠点で有った51%アタックに対して、プルーフオブワークという仕組みを導入して解決したという点でとても画期的でした。
これは各ブロックの形成に非常に難しい計算を導入することで、悪意有るマイナーを排除するものです。ブロックチェーンではネットワーク内のマシンパワーの51%以上を占めれば取引の妨害などが行えます。これを51%アタックと呼びますが、その為に非常に高額なコンピュータと電気代を必要とするため、ビットコインではこの様な問題を防いでいます。

ビットコインの格付けはB-

Weiss Ratingが公開している仮想通貨の格付けランキングでビットコインはB-に位置しています。同じランクには中国版イーサリアムのNEOや、DAppsが売りのEOSがランクインしています。B-という数字はいまいちに見えるかも知れませんが、仮想通貨でB-以上に到達している銘柄はビットコインも含め5つしか存在しません。
当然と言えば当然かも知れませんが、ビットコインの信頼性は仮想通貨の中でも一際高いと考えられているようです。
値上がり率は少し渋くなっていますが、堅実な投資先としてビットコインは依然として価値のある存在と言えます。