仮想通貨NEOの特徴!将来性や値上がり期待値などをまとめた

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今日は中国版イーサリアムとも呼ばれるNEOの紹介です。電子決済手段の将来を語る上で中国を始めとしたアジア圏は非常に重要な存在です。その中国で生まれた仮想通貨、NEOの詳細をまとめました。

NEOの開発者

NEOの開発者はNEO協議会です。現在もNEOの開発、運用、保守を担っています。NEOの公開は2016年10月、元々は別の名前で開発をスタートさせましたが、2017年6月に現在のNEOの形となりました。

発行上限は1億NEO

NEOの発行上限は1億NEOです。その内50%に当たる5000万NEOがNEO協議会によって保有されています。これは一定数のNEOをNEO協議会が保有することで長期的なネットワークの健全性を保つためと言われています。実際NEO協議会はこの自己保有分の使用条件にいくつか規定を設けており、NEOネットワーク内における不測の事態への対応として15%を使用できるとしています。残念ながら小規模のハッキングや不正送金が起こっている2018年現在では、こうした管理者サイドに大きな権限を持たせる施策も一部必要と言えるでしょう。

NEOの特徴はこれ!

NEOの特徴はブロックチェーンに特定の契約条件を盛り込むことの出来るスマートコントラクト機能です。イーサリアムを始め、2018年注目される仮想通貨は大抵このスマートコントラクトを持っていますね。NEOは中国生まれの通貨のため、中国版イーサリアムととらえる人もいます。何故中国発の仮想通貨が注目されるかというと、この国はいち早くキャッシュレス化が進んでおり、Alipayやwechatなどスマートフォンで手軽に決済を行うことが日本より一般化しているからです、そのため、NEOはいち早く中国市場に浸透、進化していくのではと考えられています。

その他のNEOの技術的な特徴としてはDBFT(ビザンチン耐障害性コンセンサスメカニズム)を採用したことが挙げられます。これは複雑な計算を化すことで悪意有るユーザーを弾くプルーフオブワーク(ビットコインはコレ)と異なり、ブックキーバーという帳簿係をユーザーから選任し、ネットワークの健全性を保つ仕組みです。またこのブックキーパーにはマイニング報酬が付与されます。

開発言語も幅広く、C言語、C++、Java、Pythonなどの従来のプログラミング言語でシステムを設定することが出来ます。独自のプログラミング言語を敢えて採用しなかったことで新規参入しやすく、サービスの幅も広がりやすくなっています。

NEOの格付けはB-

アメリカのWeiss Ratingが公表している仮想通貨の格付けではNEOはB-にランクインしています。これはビットコインやEOSなどと一緒の水準で仮想通貨としては極めて良好です。比較対象のイーサリアムよりも評価が高くなっています。それに対してNEOの時価総額ランキングは世界11位、イーサリアムの10分の1以下の時価総額です。その点を考えればまだまだ瞬間的な高騰の期待できる銘柄と言えるでしょう。

問題は中国政府が管理に難しい仮想通貨の存在にやや懐疑的で、取引所への圧力やマイニングの規制を行っていることです。そのため、中国政府の政策にNEOも多少の影響を受ける可能性があります。

ちなみにNEOに関してはまだ日本の取引所で購入することが出来ません。どうしても価格の安い内に購入しておきたい、という方はBinanceなど海外の取引所で購入するのが良いでしょう。

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